妊娠中期でもゆったりと着られる、肌ざわりの良い白ブラウスを作りました。
「気持ちよく過ごせる服が着たい」——
そんな想いで選んだのは、生地の森さんの綿100%コードレーン生地です。
程よい厚みとハリがあり、空気をふんわり含んだような軽やかさ。
仕上がりもナチュラルで上品なので、普段着にはもちろん、ちょっとしたお出かけにもぴったり。
今回は、このブラウスに使った生地の特徴や、縫いやすさ・難しさ、着心地まで詳しくご紹介します。
「ブラウスを手作りしてみたい」「コードレーンってどんな生地か気になる」——
そんな方の参考になれば嬉しいです。

使用した生地:しっかり厚手のコードレーン
今回使用したのは、ストライプ調の織りが特徴的なコードレーン生地です。
✔️ 思ったよりもしっかりした厚みがある
✔️ シャリっとしたハリと、さらっとした肌離れ
✔️ ふんわりとしたデザインが綺麗に出る
夏らしい見た目とは裏腹に、実物は意外としっかりしていて、
白なので少し透けますが安心感のある程よい厚みがあります。
そのぶん、風を含んでブラウスの立体感がきれいに出るのが魅力です。
🌿 こんな季節におすすめ:
・春〜初夏
・真夏の冷房対策に
・服のデザインもよっては秋口まで長く使える

縫ってみた感想:厚み&ほつれに注意
縫いやすさについては、少し注意が必要でした。
🧵 気になった点
- 生地に厚みがあるため、細めの三つ折りステッチがやや難しい
- さらに、生地の端がほつれやすい性質もあり
三つ折りで処理したかった袖口や裾は、厚みでゴロつきやすく、縫い代が多いと縫いづらい&ステッチが歪みやすいと感じました。
✂️ 対策としてはこんな工夫が◎
- 縫い代をやや広めに取る(最低でも1.2cm〜1.5cmあると安心)
- ロックミシン or ジグザグミシンで端処理してから折る
- またはバイアステープでくるむのもおすすめです
初心者の方には、バイアス処理や見返し仕立てなど、なるべくスッキリ見える縫い方の方がストレスなく仕上げられると思います。
使用した型紙とデザインのこだわり
今回のブラウスは、**クルール(Couture couleur)さんの「3デザインスリーブ付きブラウス」**の型紙を使用しました。
袖のバリエーションが3種類あり、今回は袖ぐりがふんわりとボリュームのあるタイプを選びました。
女性らしいデザインでありながらも大人っぽい雰囲気に仕上がるおすすめのパターンです。
▶︎ 3デザインスリーブ付きブラウス(クルール公式)
また、妊娠中長く着られることを考え、衿ぐりは広めにして、被るデザインに変更しました。
後ろ見頃Aのフレアー多めに入ってる型紙で作ったのでゆったり着れそうです。
コードレーンのハリ感が思ったよりあったのでどう仕上がるかなと思いましたが、
シルエットがきれいに出てとても良かったです。
着回しと活用アイデア
白のブラウスは、やっぱり一枚あると便利。
シンプルだけど、袖や生地にちょっとした表情があるだけで、
「ただの白T」よりぐっと大人っぽく上品に見えます。
こんなシーンにおすすめ:
- 普段着にデニムやリネンパンツと
- お出かけにフレアスカートと合わせて
- 少し肌寒い時にはカーディガンを羽織って
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まとめ:長く使える、肌離れのいいコードレーン
今回使った生地の森のコードレーン生地は、
・しっかりした厚み
・涼しげな見た目
・扱いやすさと注意点のバランスが取れていて、ブラウスにぴったりでした。
真夏の猛暑日にはやや厚く感じるかもしれませんが、春・初夏・秋まで長く着られる一枚になりそうです。
程よい厚みとハリがあるので、
袖の丸みやシルエットがきれいに出て、立体的な仕上がりになります。
そんな生地をお求めの方にもぜひおすすめしたい生地です。
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